写真を変倍(縦横比が異なる拡大縮小)してしまうと、刷り直しになってしまうような大きな事故につながります。
画像の変倍をチェックできるように、InDesignを設定を変更しましょう。
1.リンクパネルのカスタマイズ
リンクパネルの表示をカスタマイズすると解像度を表示させることができますが、これを利用して変倍された画像を探すことが、手軽にできます。- ウインドウ > リンク からリンクパネルを表示する
- オプションからパネルオプションを表示する
- 編集後のPPIのコラムにチェックをつける
- 画像の拡大縮小後の解像度がパネルに表示されるようになる
- 画像が変倍になっていると○○×○○と表示される
ちなみに、
私のリンクパネルは、問題があるリンクがすぐに分かるように、ステータスを先頭にしています。
2.プリフライト
リンクパネルの場合、配置された画像が多いとチェックが大変です。そこで、プリフライトをカスタマイズして、変倍された画像がある場合にエラー表示させるようにしましょう。
- ウインドウ > 出力 > プリフライト からプリフライトパネルを表示する
- オプションからプロファイルを定義を表示する
- +を押して、新規プリフライトプロファイルを作成する
- 画像 > 配置されたオブジェクトの縦横の比率を固定しない拡大/縮小をチェック
このように設定すると、変倍された画像があると、プリフライトがエラーとして教えてくれるようになります。
なお、プリフライトにリアルタイムにチェックしてもらいたい場合には、
プリフライトオプションから作業用プロファイルをカスタマイズしたプロファイルに設定します。
ちなみに、
私は、画像解像度150ppi以下の画像についてもプリフライトでチェックしてます。
下記のように設定すると、低解像度の画像をチェックしてくれるようになるのでついでに設定しておくと便利です。
繰り返しますが、画像を変倍してしまうと、刷り直しになる事故になってしまいます。
リスクを下げるため、どちらは設定しておくことをオススメします。
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