目次で使うリーダー罫の入れ方

2020年6月12日金曜日

InDesign タブ リーダー罫 目次

t f B! P L
目次等でリーダー罫を使用する場合のオススメの方法を紹介します。

まずはタブを設定しよう

文言、罫線、ノンブルが揃うようにタブを設定します。


タブリーダーに入れる文字は「・(中黒)」がオススメ!

タブのリーダーに「…(三点リーダー)」を入れるのはやめましょう!

タブのリーダーに文字を入れることで、文字を繰り返し発生させることができます。
ここに「…(三点リーダー)」を入れるのはやめましょう!
一見できたように思えますが、文言とリーダー罫の間のアキが不統一になることが多いからです。

こうなると、次のような赤字が入るリスクがあります。
この赤字が入ってしまった場合、かなり強引に修正せざるを得ません。

タブのリーダーには「・(中黒)」を入れよう!

私がオススメするタブリーダーに入れる文字は「・(中黒)」です。


そしてタブの文字サイズとトラッキングを変更します。

このように設定することで、文言とリーダー罫の間はある程度統一されます。

この方法のメリットは点のサイズ・間隔を自由に変更できるところです。
※ピリオドを入れる場合は、文字のセンターに揃える必要があるため、中黒よりひと手間かかります

もう一つの方法、タブに打ち消し線をつける

タブリーダーに文字を入れるのではなく、タブに打ち消し線をつける方法もあります。
こちらも線種をカスタムすれば点のサイズ・間隔を自由に変更できます。
ただ、線種のカスタムは設定がちょっと分かりづらいのが難点です。

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
組版歴20年以上のベテランオペレーターです。 InDesignをどう設定すれば効率と品質を向上できるか日々研究していますが、その成果として2016年に「第2回ジャグラコンテストInDesign」において、一次選考:1位、二次選考:1位という成績で総合優勝し、『InDesignマイスター』に輝きました。 翌年より同コンテストの専門委員を務めるほか、講演や記事執筆、Creative Cloud道場に出演するなどの活動しています。

人気の投稿

QooQ