文字の内容によって、背景の色を変える方法の紹介です。
例では、営業部はピンク、編集部はグリーン、総務部はブルーになる設定になっています。
InDesignで文字の背景に色を付ける機能として、真っ先に思いつくのが段落背景色や段落境界線ですが、これらは段落自体の設定となるため、文字の内容でコントロールすることはできません。
そこで、文字の内容に合わせてスタイルを変更させることができる、正規表現スタイルの出番となりますが、正規表現スタイルでコントロールできるのは、文字スタイルの内容だけです。
では文字スタイルの中で文字の背面にどう色を付けるか。。。
ここでは下線を使用しました。
下線を太くし、オフセットで位置を調整することで、背景色の代わりにします。
この下線を文字スタイルに登録し、複製してピンク、グリーン、ブルーの下線を用意します。
次に考えなければならないのは、下線は適用した文字ピッタリの引かれるため、それだけでは、左右の余白ができません。
そこで前後にタブを入れて、このタブにも下線を引くことで、左右の余白を作ります。
あとは正規表現スタイルに次のように設定してあげれば、文字列が「営業部」ならピンク、「編集部」ならグリーン、「総務部」はブルーの下線が設定された文字スタイルが適用され、背景の色が自動で変わるようになります。
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