文章中の強調したい部分を、上のような囲みにする効率的な方法を紹介します。
まず、文字の1部分のみ、しかも、位置が一定ではない場合、段落背景色や段落境界線を使用することはできません。
そこで、下線を使って文字の背面の色を設定します。
「線幅」で囲みの高さを設定し、オフセットで囲みの「上下の位置」を調整します。
下線の端を丸くするために、線種を「点」にし、間隔のカラーを線と同じ色にします。
下線は文字にピッタリに引かれるため、左右に余白がありません。
そこで、半角スペースを2つ入れて、余白を作ります。
これで囲みの設定ができましたので、文字スタイルに登録します。
次に半角スペースが2つに囲まれた文字列に対し、正規表現スタイルで上記で作った文字スタイルが適用されるように設定します。
(〈半角スペース〉〈半角スペース〉.+?〈半角スペース〉〈半角スペース〉)
もちろん文字の増減に合わせて、囲みの大きさも変動します。
囲みが一つや二つなら、オブジェクトで作成しても良いと思いますが、大量にある場合には、検索置換を用いて前後に半角スペース2個を入れれば、ほぼ手作業なしにすることができます。
もし折り返しのある文章中であれば、囲みが泣き別れしないようにするため、文字スタイルに「分割禁止」を設定するのも有効です。
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