2021年2月6日にInDesign 20周年記念インベントに登壇しました。
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このような素晴らしいイベントに参加させて頂きまして、大変光栄に思っております。
私はDTPオペレーターなので、1から表紙をデザインするというより、デザイナーから支給される表紙を修正する仕事の方が多いです。
一からデザインするならInDesignとIllustratorのどちらで作成するか選べますが、オペレーターは支給データ通りということが多いのではないでしょうか。
画面では少し分かりづらかったかもしれませんが、今回のデモデータの大部分はaiを配置し、可変部分だけInDesignにしてます。部分的にInDesignに作り変えるという方法は、その労力と今後の効率を天秤に掛けられるようになります。
月刊誌で年12回、下手すると何年も同じデザインなら、今回紹介したような工夫は大きなメリットになるかもしれません。
一方で作り直すことにもリスクは存在しますので、修正箇所が少ないなら、Illustratorでも問題ないと私は思います。
表紙は刷り直しになるリスクが高いので、その仕事に合わせたリスクマネジメントができると良いと思います。
(補足)
- 段落スタイル・文字スタイルと、テキスト変数はコピー&ペーストで別ファイルに移植できますので、一度仕組みができたら使いまわせると思います。
- テキスト変数で参照する部分(今回で言えば「20XX年0Y月号 No.ZZZ」)は、テキストフレームをドブに掛かるようにするか、印刷可能領域を広げて、その中に配置して下さい。
- InDesignのセンタートンボ(今回で言えば折りトンボを含む)は、断ち落とし(ドブ)に食い込んでしまうバグがあります。断ち落としが3mmであれば、問題ありませんが、断ち落としが極端に広い場合、トンボの食い込みが問題になる場合があります。ご注意下さい。
また、背幅の背景ですが、リキッドレイアウト機能を使うと良いと教えて頂きました。めっちゃ合理的です!
背幅のアミオブジェクトは、リキッドレイアウト機能でページ幅と連動させるとスマートに可変させられます。#InDesign20周年
— すずを (@suzuori3286) February 6, 2021
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